英語解説
2021年3月21日
英単語 “apologize”を徹底解説!Sorryとの違い、例文から注意点まで


ソーリー、ソーリー
ってついつい言っちゃうんだよね。日本人だからかな~
他にも謝る時に使える英語知りたいなぁ

心から真摯に謝る必要がある時は、sorryよりもapologizeの方が良いです。
今日はこの”apologize”を取り上げますね。
誰しも生活していれば謝らなければいけないときがありますよね。
お仕事をしていれば尚更、きちんとした謝り方を知っておくべきだと思います。
「謝る」といえば“sorry”をまず思い浮かべる人が多いと思います。
それでは一体sorry とapologizeは何が違うのでしょう。
使い分けや使い方などを見ていきましょう
・apologizeとapologiseの違い
・apologizeの基本的な使い方
・ビジネスでよく使うapologizeを使った表現
・sorryとapologizeの違い
それでは、ひとつひとつ、丁寧に解説していきますね!
目次
Apologize の発音
発音記号は[əpɑːlədʒaɪz]で、カタカナで書くとアポロジャイズが一番近いです。
参考までに、アメリカでは”apologize”、イギリス圏は”apologise”とスペルに違いがあります。
名詞は、apologyで発音記号は[ əpɑːl ədʒ]、カタカナで無理に書くとアポロジーです。
名詞のapologyの複数形 ”apologies”(発音はアポロジーズ)がapologise/apologizeに見た目が似ていることです。
見た目は似ていますが発音は違うので要注意です。
動詞:apologize [əpɑːlədʒaɪz]:アポロジャイズ
名詞の複数形:apologies [əpɑːlədʒiz]:アポロジーズ
apologizeの動詞としての使い方
いくつか例文を載せるので、使い方を確認していきましょう
例文
- She apologized.
彼女は謝った。
apologize は自動詞なので、「~に」や「~を」という目的語がなくても文が成立します。
もちろん文中に前置詞を活用することで、詳細を表すことも可能です。
例えば、”apologize to”とtoを使った表現があります。
”apologize to”を使った例文
- She apologized to him.
彼女は彼に謝った。
apologize to 人 /〜に謝る - She apologized to defuse the situation.
彼女は状況を和らげるためにひとまず謝った。
apologize to 原形 :〜のために謝る。
to不定詞の使われ方です
この他にも、”apologize for””apologize about”もありますので、見ていきましょう。
”apologize for/about”を使った例文
- She apologized for being late this morning.
彼女は今朝遅刻したことを謝った
apologize for〜/事柄・行為について謝る - She apologized about the mistake she had made the other day.
彼女は先日犯したミスについて謝った。
apologize about〜/事柄・行為について謝る - I will apologize to her for you.
あなたのために彼女には私が謝ることにする(謝っておいてあげる。)
apologize to 人 for ~/ 〜のために人に謝る
apologizeの名詞としての使い方
名詞でもよく使われるので使い方などを見ていきましょう。
例文
- My apologies.
申し訳ありません。/失礼致しました。
My apologiesはよく使われる表現です。
こちらにも前置詞をつけて、何について謝っているのかなども表現できます。
直訳だと「私の謝罪」となって、ピンと来ませんね。
本来ならば文頭に”Please accept” が来るはずなのですが、慣用句として使われているため、省略される事も多いです。
Please accept my apologies. だと、
私の謝罪を受け入れてください。→許してください。申し訳ありません。
と訳すことができますね。
もちろん ”Please accept my apologies.”の方がより丁寧なので省略せずに使っても問題ありません。
”issue an apology”を使った例文
- The politician who made a racist insult issued an apology.
人種差別的な発言をした政治家は、正式に謝罪を行った。
“issue an apology”という表現は、会社や政府などが公式な場で謝罪をする際に使われます。
個人に直接謝罪するというよりは、記者会見や正式に謝罪文などを出す際に使われる表現です。
例文
- Apology accepted. / I accept your apology.
許します。
直訳すると、「謝罪を受け入れる」ですね。
つまり「許します」という意味になります。
Apology acceptedの方が砕けた言い方なので、ビジネスなどではあまり使わない方が良いと思います。
逆に日常会話ではごく自然に使われる表現なので覚えておくといいと思います。
ニュアンス的に「許してあげる」という感じなので、場合によっては少し上から目線な感じにも捉えられますね。
I accept your apologyの方が丁寧で、正式に謝罪を受け入れますという印象を与えます。
その他も、apologyを使った定番表現があるので、紹介します。
Apology letter:謝罪文
Formal apology:正式な謝罪
Public apology:公式な謝罪、公の場での謝罪
apologizeとsorryの違い
簡単に言えば、apologizeの方がより丁寧でかしこまったニュアンスです。
もちろん文脈や使い方によって細かいニュアンスは違ってきますが、sorryはapologizeよりも軽いイメージです。
日本語で言うとsorryは「ごめんなさい」、apologizeは「謝罪する」といった感じです。
sorry も形容詞などを足してより深く相手に謝ることも可能なので、ビジネスシーンでも使えなくもありません。
しかし、apologize/apologyの方が砕けた印象ではなく、きちんと公的に謝ることができるので覚えておくべきです。
apologizeよりも深刻度が高い場合はregretという言葉も使えます。
それでは、apologizeを使ったビジネスシーンなどでよく使われる文を見ていきましょう。
まとめ
今日はapologizeという単語の使い方、注意点などをご紹介しました。
いつもsorryだけでなくapologizeも場面によって使い分けしてみると、相手に与えられる印象が大きく変わります。
是非使い方をマスターして上手に謝ってみましょう。
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