英語解説
2021年3月4日
英単語”Represent”を徹底解説!意味・使い方から注意点まで


representって単語よく見かけるけど、どんな意味なのかな?

representっていう単語について知りたいんだね!
じゃ、今日はrepresentについて、意味を例文を交えて解説します!
ちょっと使い方に注意点もあるので、最後まで読んでくださいね!
“Represent” という言葉、聞いたことはありますか?
”Re” から始まる言葉はとてもたくさんあって、なんだかややこしいと感じる方も多いかもしれませんね。
Representという英単語、ニュースや新聞だけでなく仕事でも使われる場合も多いので、基本的な意味だけでも覚えておきましょう。
・Representの意味
・Representの使い方
・Representの注意点
・RepresentとExpressの違い
それでは、今日も張り切っていきましょう!
目次
まずはRepresentの基本
まず発音の仕方としては、
レプレゼント
というよりは、どちらかというと
リプレゼント
に近い発音です。
日本語の会話でも使われるリターン(return)やリピート(repeat)などと同じですね。
また、トははっきりと発音はせず、リプレゼンのような感じです。
言葉の形としては
「Re + present」 ですね。
この接頭辞 ”re” は多くの場合、繰り返すこと・再び(again)のような意味を持ちますが、後ろの言葉を強調する意味合いもあります。
大まかに言えば、Representはpresent (発表する・表す)を補強するような言葉、つまり
・表す
・象徴する
・代表する
といった意味合いになります。
それでは詳しく見ていきましょう。
動詞のRepresent
日本語の意味としては、
- 代表する
- 表す (象徴する/シンボルである/〜の印である/表現する)
- 相当する
になります。
それでは、各意味を確認していきます
1.代表する
会社や組織、国などを公的に代表するという意味です。
また、公式的に誰かの代理で話したり行動したりするという意味でもあります。ここで着目する点は「公式的に」、つまりオフィシャルに代表するということです。
例文
- Joe Biden previously represented Delaware in the U.S senate.
ジョー・バイデン氏は以前アメリカ合衆国デラウェア州の上院を代表していた。 - I am representing my child as she is still a minor.
娘はまだ未成年のため私が彼女を代表しています(代理です)。 - I represented the company at the conference.
私は会社の代表として会議に出ました。
また、representの形容詞であるrepresentativeは
be動詞+representative+ofで「代表する」になります。
例文
- He is the representative of this company.
彼がこの会社の代表です。
2.表す
Representには広い意味で「表す」という意味があります。
文脈によってはこの「表す」が
- 象徴する(シンボル・印)
- 示す
- 表現する
などという風に訳すことができます。
例文
- The letter π represents 3.14in mathematical context.
πという文字は数学的に3.14を表す。 - The rainbow flag represents the LGBTQ community.
虹色の旗はLGBTQのコミュニティの象徴である。 - The dark colour used in this painting is representing the sadness and fear of the painter.
この絵画に使われている暗い色彩は作者の悲しみと恐怖心を表現している。
3.相当する、匹敵する
この場合のrepresentはequivalent toとほぼ同じような意味合いですが、注意したい点があります。
それは、ほとんどの場合、割合や数値を表す時に使われるということです。
資料やグラフなどを説明する時にrepresentを使うと、より正式でプロフェッショナルな響きになりますね。
例文
- The share that the CEO holds represents 65% of the company.
代表取締役が所持する株は会社全体の65%に相当する。
Representを使う時のコツ・注意点
Representを「代表する」の意味で使いたい場合注意したいのは、日本語の「代表する」という言葉のニュアンスよりも少し堅苦しいイメージがあることです。
投票やきちんとした手順を踏んで、正式に決まった事柄ならば、この”represent”がしっくりきます。
しかし、例えば日本語の言い回しでよく使われる
「〜を代表する○○の□□さん」
のような文を、representを使って作ろうとすると違和感があります。
特に注意が必要なのが形容詞のrepresentativeです。
何を注意すべきなのか見ていきましょう。
例文
- 村上春樹は日本を代表する作家です。
Haruki Murakami is a representative author of Japan.
上記の日本語をもとに英語に直訳すると、上のような英文ができあがります。
しかし、村上春樹さんが何か公式な大会にでも出ていない限り上記の文では伝えたい内容が伝わりません。
確かに、誰もが認める素晴らしい作家ではありますが、日本の作家すべての代表ではありません。
Representativeという言葉がauthorにかかっているので、文法上問題は特にないのですが、会社や国を代表しているわけではないので違和感があります。
代わりに、
– Haruki Murakami is a world renowned Japanese author.
のような文の方が簡潔に伝わります。
Represent をどうしても使いたい場合は、以下のような文ならば違和感はありません。
例文
- Haruki Murakami’s books represent the beauty of Japanese literature.
村上春樹さんの本は日本の文学の美しさを表している。
村上春樹さんという作者ではなく、彼の本が「日本の文学の美しさ」という事柄を表しているという文になるので違和感はありません。
もう一つ見ていきましょう
-・
例文
- 北島康介は日本を代表する水泳選手です。
Kosuke Kitajima is a representative swimmer of Japan.
先ほどと同じで、representativeがswimmerにかかっていて違和感があります。
日本の水泳選手全員の代表ではありませんので、代わりに簡潔に書くとすれば
例文
- Kosuke Kitajima is a famous Japanese swimmer.
北島康介は有名な日本人の水泳選手です。
北島選手は、オリンピックという公式の大会で日本という国の代表だったことを伝えたい場合は「represent」がしっくりきます。
例文
- Kosuke Kitajima represented Japan as a breaststroke swimmer in the Olympics.
北島康介はオリンピックで平泳ぎの水泳選手として日本代表を務めた。
RepresentとExpress
Representには「表現する」「表す」という意味があるとお伝えしました。
英単語のExpressにも「表現する」「表す」と言う意味があります。
何が違うのかを詳しく見ていきましょう。
Expressは「感情や考え」を表す
Expressという言葉は感情や考えを表すという意味です。
主語である人(生物)が感情や考えを表現する場合はrepresentではなくexpressです。
逆に物事に感情や考えはないので、例えば絵画に描かれているものを表現したい場合は、expressではなくrepresentが適切です。
Express:
主語の人物(生物)主体となって考えや感情を表現
represent:
物や会社や他人の代理で考えや感情などを表現
日本語では同じ「表す・表現する」で訳すことができてしまいますが、英語では場面や主語によって使い分けがされています。
迷った際には何を伝えたい文なのかを考えて文を構成してみるといいと思います。
まとめ
“Represent”の意味や使い方など見ていきましたがいかがでしたか。
ビジネスシーンでもよく使われる英単語だと思いますので是非次の機会に使ってみましょう。
今日の単語representのように、ひとつひとつ丁寧に学習していくことで、結果として、大きな英語力に繋がっていきます。
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